こんにちは!職場で「おはよう」と言っても返事がない。「お疲れさま」と声をかけても無視される。そんな経験、ありませんか?
さて、先日こんなポストをしました。
職場で自分からは絶対に挨拶しない。
または挨拶しても返さないやつが多いですが、基本ほっとくに限ります。
腹立てても精神が消耗するだけで損です。
どうしても気になるなら注意するのもありっちゃありですが、あんまり意味ないです。
気持ちよく挨拶が交わせる人間と親しくなる方に注力するのが吉。
挨拶を返さない同僚に対して、「もう挨拶するのやめようかな」「きちんと注意すべき?」など、悩んでいる人も多いはず。今回は、そんなモヤモヤを解消する方法を詳しく紹介します!
挨拶しない人は一定数いる
まず、知っておいてほしいのは、挨拶をしない人は意外と多いということ。決して珍しい現象ではありません。
統計があるわけではありませんが、おそらく10人に1人くらいは「挨拶苦手人間」がいるのではないでしょうか。
挨拶の習慣は文化によっても大きく異なります。
例えば、欧米では見知らぬ人にも気軽に挨拶する文化がある一方、日本では逆に不審者扱いされる可能性もあります。
職場でも、業界や会社の雰囲気によって挨拶の頻度や重要性が変わってきます。
IT業界などでは、黙々と仕事をする文化があり、挨拶にそれほど重きを置かない会社もあります。
一方、接客業や営業職では、挨拶が仕事の基本とされることが多いですよね。
つまり、挨拶をしない同僚がいるからといって、必ずしもそれが悪いわけではないのかもしれません。
ただ、多くの場合、挨拶は良好な人間関係を築く上で重要な役割を果たすので、できる限り心がけるに越したことはないです。
挨拶しない人の心理
では、なぜ挨拶をしないのでしょうか?理由はさまざまですが、主なものを詳しく見ていきましょう。
✔単純に忘れている
朝は特に忙しく、頭の中がごちゃごちゃしている人も多いもの。「挨拶をしよう」という意識が単純に抜けてしまっているかもしれません。
✔コミュ障
内向的でコミュ障気味な性格の人は、人と関わること自体に抵抗を感じることがあります。挨拶をしたいけど、声が出ない…なんてこともあるかも。
✔面倒くさがり
「挨拶とかぶっちゃけめんどくさいよね」と思っている人もいます。効率重視で、挨拶を無駄だと感じているのかもしれません。
✔挨拶の習慣がない家庭で育った
家庭環境も大きな影響を与えます。挨拶を重視しない家庭で育った人は、社会人になっても自然と挨拶が少なくなりがちです。
✔集中していて周りが見えていない
考え事をしているときや仕事に没頭するあまり、周囲の状況が目に入らないことも。優秀な人ほど、この傾向があるかもしれません。
✔過去のトラウマ
以前、挨拶したことでトラブルになった経験があると、無意識に挨拶を避けるようになることも。
✔上下関係へのこだわり
「目下の人から先に挨拶するべき」という古い価値観にとらわれている場合も。特に年配の方に多いかもしれません。
✔体調不良や睡眠不足
単純に体調が悪かったり、寝不足だったりすると、挨拶する余裕がなくなることも。
挨拶しないならほっとけばいい
正直、一番ラクな対処法は「ほっとく」こと。
「挨拶くらいしろよ!」とイライラしても、結局はあなたが疲れるだけ。相手が変わる可能性は低いので、「まあ、そういう人もいるか」と割り切ってしまうのも一つの手です。
ここで大切なのは、自分の心の平穏を保つこと。相手を変えようとするよりも、自分の受け止め方を変える方がよっぽど簡単です。
具体的には、こんな風に考えてみるのはどうでしょうか
- 「挨拶をしない=悪い人」ではない
- 相手には相手の事情がある
- 自分の価値は、他人の反応で決まるものではない
また「挨拶するのは自分のため」と考え他方がいいです。
相手が返事をしようがしまいが、「おはよう」と言うことで自分の気分が上がる。そう考えれば、返事がなくてもイライラが減ります。
アメリカの心理学者、ロバート・チャルディーニ博士の研究によると、笑顔で挨拶をすることで、脳内にドーパミンやセロトニンなどの幸福ホルモンが分泌されるそうです。
実際、「おはよう」と言うだけで、その日の気分が良くなるという研究結果もあるそうです。
つまり、挨拶は相手のためだけでなく、自分自身のためでもあるんです。
これを意識すると、相手の反応に左右されずに挨拶できるようになるかもしれません。
メディア掲載実績多数!【退職代行ガーディアン】どうしても気になるならズバリ注意する
でも、どうしても気になる!という場合は、思い切って注意してみるのもアリ。
「〇〇さん、最近挨拶してくれないけど、何かあった?」と優しく聞いてみるのはどうでしょうか。案外、相手も気づいていなかっただけかもしれません。
ただし、この方法は相手との関係性や職場の雰囲気によっては逆効果になる可能性もあるので、慎重に判断してくださいね。
注意する際のポイントをいくつか挙げてみましょう:
✔タイミングを選ぶ
人前ではなく、二人きりのときを選びましょう。相手の自尊心を傷つけないよう配慮が必要です。
✔非難ではなく質問形式で
「なんで挨拶しないんですか?」ではなく、「最近、お元気ですか?」など、相手を心配する形で切り出すのがコツです。
✔具体的に伝える
「挨拶して」ではなく、「挨拶返してくれないと悲しいんですけど」みたいに、具体的に伝えましょう。
✔相手の立場も考える
一方的に自分の気持ちを押し付けるのではなく、相手の事情も聞いてみましょう。
まとめ
挨拶を返さない同僚にイライラすることは普通の感情です。
しかし、たかが挨拶のことで悩みすぎて仕事に支障が出ては本末転倒です。適度に気にしつつ、深刻に考えすぎないバランスが理想的です。
また、もし職場全体で挨拶の文化を育てたいなら、上司や人事部門に相談してみるのも一案かもしれません。「挨拶推進週間」なんていうのを設けている会社もあります。ちょっとやりすぎだとは思いますが。
相手と自分にとって、ちょうどいい距離感を見つけながら、折り合いをつけていきましょう。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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