転職したばっかりなのに、この会社マジ無理。すでに辞めたい・・でも辞めるには早すぎるよね・・どうしよう・・
このように「転職したばっかりだけどすでに辞めたい」と感じるのは全然珍しいことではありません。むしろ普通です。
そんなとき、無理をして続けるべきか、それとも早めに辞めるべきか悩む人は多いはずです。
結論:【ダメな会社はすぐに辞めるべき】、ただし、【様子を見たほうがいいケースもある】です。
つまり、辞めたい場合はやめても基本大丈夫ですが、もう少し様子を見るべき場合もあるということですね。
というわけで、この記事では転職したけど、すぐに辞めたくなった人に向けて
・転職後すぐに辞めたほうがいいケースと、様子を見るべきケース
・転職後すぐに辞めることのメリット・デメリット
・辞める前に抑えておくポイント
について解説していきます。
・転職したばかりで、すぐ辞めるのに抵抗がある人
・転職したばかりだけど、すでに辞める決心をした人
・転職したばかりだけど、すぐに辞めるべきかどうか判断材料が欲しい人
転職後すぐに辞めたほうがいいケース
転職後、すぐに辞めたくなる理由には様々なものがありますが、辞めたほうがいいケースを整理してみましょう。
あなたの転職先が下のケースに当てはまっていればすぐに辞めたほうがいいです。
✔給与や労働条件・雇用形態が説明と違っていた場合
給与や労働条件・雇用形態が実際のものが異なる場合、すぐに辞めましょう。
・完全週休二日制のはずが、月に二回は土日の出勤義務がある
・ボーナスは年二回のはずが、実際は出ない
・正社員で入社したはずなのに、入社後1年は契約社員扱いだと言われた。
求人の条件と実際の内容が違うなど、あってはならないことです。
こういった会社には早々に見切りを付け、辞めたいと感じたらすぐに辞めましょう。
✔仕事内容が説明と違った場合
求人情報や面接で説明された内容と、実際の業務が異なる場合はすぐに辞めましょう。
・経理として入社したのに営業部に配属された
・ITエンジニアで募集していたのに実際はコールセンターに配属された
・いきなり子会社に移籍させられた
そもそも会社がウソをつくなど許されることではありません。
ウソをウソと見抜けなかったと反省し、辞めたいと感じたらすぐに辞めましょう。
✔長時間労働・パワハラが横行しているブラック企業
長時間労働やパワハラが横行しているブラック企業は問題外です、すぐに辞めましょう。
・職場に怒鳴り声が飛び交っている
・上司にえんえん詰められている社員がいる
・深夜まで残業している社員が多い。
・とにかく職場の雰囲気が悪い
こういったブラック企業で消耗しながら働いても、得るものは少ないです。
辞めたいと感じたら、すぐに辞めましょう。
直感的にムリだと感じた場合
絶対この会社ではずっとは働けない、と感じたら自分の直感に従ってすぐ辞めましょう。
いったん様子を見たほうがいいケースと理由
入社したばかりの状態では、様々なストレスがあるため、その会社のことを冷静に見ることが出来ない場合があります。
上のようなケースに該当しない場合は、ちゃんとした会社のことが多いので、辞めたくなってもいったん考え直したほうがいいです。
もう少し今の職場の様子を見ることで、状況は変わり、気持ちの整理がついてくるはずです。
以下では、辞める前にいったん様子をみたほうがいいケースと、その理由を以下で説明します。
✔様子を見たほうがいいケース① まだ職場に慣れていない
転職初日は、仕事内容どころか、備品やトイレの場所すらわからないです。当たり前です。
一方、周りの先輩達はみんな忙しそうに働いているので、ずっと放置されることすらあります。
みんな忙しそう。気まずいし、居心地悪いなぁ・・もう辞めたいかも・・
そんな状況であれば、帰りたくなるし、辞めたくなる気持ちはわかります。
でも、一旦職場に慣れてしまえば気持ちは必ず落ち着いてきます。それまでの間、辞めたくなっても一旦は様子を見ましょう。
✔様子を見たほうがいいケース② 最初は仕事が大変だから
職場が変われば新しい仕事をするので、難しいと感じますよね。最初なので当たり前です。
頑張っても空回りしたり、成果が出なかったり、失敗することもあります。
このようなつらい時期は誰でも経験します。
私にはこの仕事合ってないのかな?もう辞めたいかも・・
これは、働いたことのある人であれば誰でも感じることです。
でも、一旦仕事に慣れてしまえば、気持ちは必ず落ち着いてきます。それまでの間、辞めたくなっても一旦は様子を見ましょう。
✔様子を見たほうがいいケース③ 人間関係が構築されていない
転職したばかりの職場では、話せる人もいないので孤立感がハンパないです。最初なので当たり前です。
みんなが冷たい人に見え、自分の事を無視してるんだと感じがちです。
誰も話しかけてくれない・・もう辞めたいかも・
でも、最初だけですから大丈夫です。
自分から徐々にコミュニケーションを取っていればそのうち話せるようになります。
人間関係が徐々に出来上がり、ウマの合う同僚や上司も必ず現れます。
一旦人間関係が出来上がってくれば、気持ちは必ず落ち着いてきます。それまでの間、辞めたくなっても一旦は様子を見ましょう。
転職後すぐに辞めることのメリットとデメリット
転職後すぐに辞めることには、メリットはありますが、当然デメリットもあります。ここではそれぞれについて考えてみましょう。
✔すぐに辞めるメリット
どんどんチャレンジできる
早く辞めたい辞めたいと思いながら働いても、いい仕事は出来ません。
嫌々ながら中途半端に長く居続けても、あなたにとってマイナスしかありません。
ここはダメだと思う会社にはさっさと見切りをつけて、その分どんどんチャレンジすれば、いつか自分に合った職場を見つけることができるでしょう。
ムダを省ける
早めに辞めことでムダな時間の浪費を省けます。
生活のためと、不満を持ちながらも長く働いて精神的に疲弊するよりも、早めに見切りをつけて次に進む方が効率的です
✔すぐに辞めるデメリット
次の転職に不利になる可能性
転職後すぐに辞めた履歴が残ると次の企業に「忍耐力がない」「すぐに辞めてしまう」という印象を与える可能性があります。
履歴書に空白期間があると余計なツッコミを入れられないようにしましょう。
なんでこんなに早く辞めたの?
次の面接でのこんな感じのツッコミは覚悟しておきましょう。
ただし、ツッコミが怖いからと言って履歴書に書かないのはNGです。
短期離職した場合の履歴書については以下の記事が参考になります。
https://doda.jp/guide/rireki/question/022.html
収入が不安定になる
転職先をすぐに辞めると、その月の分の給料が減ります。
カツカツで生活してる場合なんかは致命的です。
辞めたはいいけど、カネがない・・!
すぐに辞めるとしても、せめて3ヶ月分の生活費は確保しておきたいところです。
辞める前にやるべき事
✔辞める前に転職先を見つけておく
辞める前に、次の転職先は必ず見つけておきましょう。
勢いで辞めてしまうと後々必ず後悔します。特に、収入が途絶えると焦りが出ます。
お金がなくなってくると、転職先をゆっくりと探す精神的余裕がなくなっていき、年がら年中募集しているようなブラック企業に入社してしまいがちです。
収入さえあれば、いいところが見つからなくても最悪今の職場にいればいいだけなので、ラクな気持ちで転職活動できます。
【安定のお仕事】✔すぐに転職した理由を準備しておく
辞めた後の転職面接で「なぜ前職をすぐに辞めたのか」というツッコミが入るのは確実です。
入社後、早い段階でミスマッチが見つかりました。私の力不足でした。
と自分の非を全面的に認めた上で、
前職での経験を踏まえ、今回の転職活動では、仕事内容について可能な限りリサーチし、自分に合った環境かどうかを確認してきました。
貴社についても、事前にホームページなどを確認させていただき、大きな魅力を感じて応募させていただきました。
みたいな回答がベターです。前職を否定するようなフレーズは絶対にNGです。
✔転職エージェントを活用する
転職エージェントを利用することで、自分に合った仕事を見つけやすくなります。
また、職場環境や企業文化についても詳しく教えてくれるため、ミスマッチを避けることができます。
✔失敗を次に活かす
次こそ自分に合った職場を選びましょう。合わない企業を選んでしまうとまたすぐに辞めたくなりますよ。
そうならないためには、どのような業種や会社が自分に向いているのかをハッキリとさせましょう。
✔最後まで誠実に対応する
すぐ辞める際も、職場の人たちへは誠実に対応する必要があります。
会社側としては、入社後速攻辞められるのは、大迷惑でしかないからです。
また、退職者の備品の回収、社会保険の手続や給与の精算など、煩雑な仕事があります。
ちなみに、何も言わずにバックレるのだけは絶対にやめましょう。
✔フリーランスや副業を検討する
そもそも会社員として働くのが致命的に苦手な場合は、どんな会社でも無理な人がいます。
もし会社での勤務が自分に合わないと感じた場合、フリーランスや副業を考えるのも一つの手です。
自分のペースで働くことができるため、ストレスを減らすことができます。
まとめ
転職後、すぐに辞めたくなったら、その会社の事を冷静に分析しつつ、自分の直感に従って行動しましょう。
そして、違和感を判断したら、迷わずにすぐ辞めるべきです。
転職してすぐに辞めることは、一見ネガティブに見えますが、流されるままに在籍していたら、あなたの貴重な時間をムダに消耗してしまいます。
一方、いったん様子を見たほうがいいケースがあることや、辞めるにしてもメリットとデメリットがあることも認識しておきましょう。
また、新たな転職へ向けて、辞める前に抑えるべきポイントを抑えれておけば、ことはスムーズに進みます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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