年収や外見や学歴にコンプレックスがある・・。だからかっこいい資格を取ってみんなを見返したい・・・
弁護士とか公認会計士とかになっちゃえば、お金が稼げてモテるようになって学歴低くても先生って呼んでもらえる!
自分のランクを爆アゲして、人生一発逆転だ!
みたいな、軽い動機で資格取得を目指す人は多いと思います。
しかし、現実は厳しいものです。
結論・難関取得は軽い気持ちで目指してもほぼ確実に失敗します。
以下にその理由を述べさせていただきます
そもそも勉強が大変すぎる
資格の予備校には、普通に旧帝大や早慶上智MARCH出身者がゴロゴロひしめいています。
そんな高学歴の人たちが毎日何時間も勉強しています。
彼らは元々優等生で子供の頃から勉強の習慣がついており、仕事のキャリアアップのため、または家業を継ぐためだったり強い使命感から難関資格の取得を目指しています。
一方、かっこいいからとか、フワフワした動機で資格取得を目指す人が、そんな高学歴のガチ勢と戦えるでしょうか?
勉強が得意でも好きでもなければ、資格の勉強を続けるのは到底ムリでしょう。
リスクが高すぎる
難関資格を取得するには、資格の予備校に通う必要があります。独学ではほぼ無理です。
学習のための受験料やテキスト代、予備校に通うための費用など、多額の費用がかかってきます。
また、試験勉強のためには難関資格は何年もかけて勉強している人が大勢います。合格が難しいだけに、かなりの長期戦となります。
つまり、難関資格の取得には、仕事やプライベートの時間を削り、莫大なお金や労力・時間を投下する必要があるのです。
途中で脱落するリクスは非常に高いです。
これだけの苦労に見合うだけのリターンは正直得られないと個人的に思います。リスクが大きすぎるからです。
長い時間をかけ、メンタルもお金も若さも削られまくった挙げ句、結局合格できなかったとなると目も当てられません。これまでのすべてがムダとなります。
人生バラ色になるどころか、人生棒に振りかねません。
資格取得がゴールではない
仮に万が一猛烈に勉強をして難関資格に合格したとしても、そこはゴールではなくスタートです。
資格さえ取ってしまえばバラ色の人生が待っていると思ったら大間違いです。
そこからまた長い下積み時代が待っています。
たとえ知識があっても、どの業界でも実務経験がなければよほど若くもない限り就職は難しいので、下積みすらさせてもらえない可能性だってあるのです。
資格を持っていても、経験を積む機会がなければ、宝の持ち腐れとなります。
資格をとっても稼げない
一人前になるまで、見習いの間は、収入は相当低いものと覚悟してください。
また、一般に弁護士や公認会計士は収入が高いイメージがありますが、アルバイトをして生活費を稼いでる人も大勢います。
また、仕事をとるには一般の会社員と同じで営業が必要です。待っていてもお客様はやって来ません。
資格だけでなく、コミュニケーション能力や提案力が必要で、これらが欠ければ、収入は低いままでしょう。
まとめ
専門性を磨きたいとか、その仕事が大好きだ、という人なら難関資格を目指すのもいいでしょう。
ただ、自分の持つコンプレックスの解消のため、資格を取ってお金持ちになりたいとか、モテたいとかとか、すごいと言われたいとか、そんな理由で勉強しても、つまらないし、モチベーションは絶対に続かないでしょう。
お金と時間のムダです。
それよりは、なんでもいいから少しでも自分の得意な分野や好きなことに集中して、そこで仕事なり勉強なりを頑張ったほうがよっぽどいいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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