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【ただの歯車?】正社員でいることのリスクとデメリットとは

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正社員のリスク

日本ではもっぱら正社員でフルタイムで働くほうが良しとされています。

正社員は

・安定した収入や退職金制度
・健康保険、厚生年金、雇用保険、労災保険などの社会保険の完備 
・育児休暇、介護休暇、慶弔休暇などの休暇制度の充実 
・住宅手当、交通費、食事補助、社員割引、研修制度など福利厚生の充実 労働基準法による保護

などなど、様々なメリットがあります。

一方、責任の重さや、長時間労働によるストレスといった、リスクやデメリットも存在することも確かです。

というわけで、この記事では、正社員のリスクとデメリットついて掘り下げていきます。

目次

正社員でいることのリスク

正社員になることは、ある程度安定した雇用や収入が保証されますが、それにはリスクやデメリットも伴います。

以下に、正社員のリスクについて詳しく見ていきましょう。

✔転職の機会が減る

正社員になると、転職の機会が減ってしまうというリスクがあります。

正社員として働くことで、特定の企業に所属しているというイメージが強くなり、他の会社での就職活動が制限される可能性があります。

スキルの陳腐化

正社員になると、一つの企業で長期間働くことが予想されます。

長期間同じ会社で働き続けた結果、自分のスキルがその会社でしか通用しなくなるリスクがあります。

正社員という立場にあぐらをかいて、他の業界や技術の知識を身につけることが出来なかったせいで、中年以降社会で不利になる可能性があります。

たとえ安定した正社員でも、主体的に学んでいく攻めた姿勢が必要です。

✔責任とプレッシャー

正社員としての仕事には、多くの責任やプレッシャーが伴います。

見積もりの締め切りや納期に追われたり、嫌な上司やお客さんとも付き合っていかなければなりません。

仕事によりますが、正社員は非常にストレスが溜まる立場でもあり、仕事をやめたくなることも多いです。

長時間労働

長時間労働は正社員のリスクとして深刻な問題です。

以下では、長時間労働の危険性について詳しく見ていきます。

✔健康へのリスク

正社員は朝早くから深夜まで長時間働く人も多く、毎日疲れ果てた状態で満員電車で通勤しています。

長時間労働によるは疲労やストレスは心や体にとって猛毒です。

また、長時間座り続けることが多いオフィスワーカーは、腰痛や肩こり、頭痛など、姿勢関連の問題も発生しやすくなります。

✔プライベートが犠牲になる

毎日長時間労働だと、プライベートな時間や家族との時間がなくなります。

自分の趣味やリラックスする時間を持つことができなくなり、仕事一辺倒の生活になってしまう恐れがあります。

日本では以前と比べてワークライフバランスが重視されるようになってきたものの、残業の長い会社が多数派です。

残業ばかりで家族と疎遠になると我が家での居場所も無くなってしまうでしょう。

また、労働時間が増えると、残業や休日出勤が当たり前になり、働き方改革の流れとは逆に、労働意欲が低下します。

長時間労働は生産性の向上や業績の拡大に繋がるという訳ではなく、むしろ健康やパフォーマンスに悪影響を及ぼすことが明らかとなっています。

年功序列

日本の企業では、年功序列というシステムが一般的です。

つまり、年数が経過すれば自動的に昇進するという仕組みです。

なので、新卒者がどんなに優秀で実績を上げたとしても、何年かしなければ昇進することは基本ありません。

逆に、使えないおじさんおばさんが上司になることも多く、若手のやる気が萎える原因にもなります。

社内での競争

昇進やキャリア形成には、同僚との競争がつきものです。

優秀でモテる同僚に劣等感を感じることもあります。

競争を通じて成長することもある一方、対立が生じる事も少なくありません。

また、上司へ媚びたりゴマすりが上手い人ほど出世するような職場にウンザリすることもあるでしょう。

雇用の不安定性

現代の労働市場はますます不安定化しており、大企業の正社員であっても定年まで在籍するのは難しくなってきています。

✔リストラの可能性

正社員の場合、企業の業績悪化や合併によってリストラの対象となってしまう可能性があります。

企業はコスト削減のために早期退職や理不尽な人事異動による人員整理を行います。

現在は、正社員であっても過去ほど安定感はなくなってきています

✔労働環境の変化

正社員は一定の労働条件に基づいて雇用されますが、企業の方針や組織改革によって労働環境が変化することがあります。

例えば、業務の外部委託化や業務の見直しによって、従来の業務内容や職務範囲が変化する可能性があります。

これによって、今までやってきた仕事と全く違う仕事をやらされる羽目となり、仕事への自信を失ない、落ち込んでしまうこともあります。

雇用の不安定性は、経済や労働環境の変化によって生じるリスクです。

これらの要素は一人ひとりの努力やスキルに関係なく、外部の要因によって左右されることがあります。

正社員として働く場合、このような雇用の不安定性に対する心構えや対策を考える必要があるでしょう。

まとめ

正社員という雇用形態には、様々なリスクやデメリットが伴うことが分かりました。

正社員という立場は収入的には比較的安定してはいるものの、責任の重さや、長時間労働によるストレスなど、かなり苦労しながら何十年も働かなくてはなりません。

正社員として安心して働くためには、リスクを理解し、自身に合った対策を講じることが重要です。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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この記事を書いた人

妻と二人の娘と暮らす会社員

登録者数47,000人のYouTubeチャンネルを運営してました。

副業で毎月10万以上を稼ぎ、おこづかい制から見事脱却・・したはずが・・2024年8月、突然のYouTubeチャンネルの垢BANで現在はおこづかい0円・・現在再起をかけ奮闘中!

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